2024.07.11
善通寺市カバー工法現場着工
善通寺市にて既存の屋根材がコロニアル屋根のカバー工法の工事を着工しました。コロニアル屋根なら圧倒的に既存のコロニアルを撤去する葺き替え工事よりも、既存のコロニアルの上から新しい屋根材を取り付けるカバー工法が多くなっています。既存のコロニアルにはアスベストが入っているので処分費用がどうしても高額になるのが1番の理由だと思います。10月からは最終処分場の価格改訂もあり、もともと高いアスベスト入りの資材の処分価格がさらに、かなりの値上げ率になるので、ますますカバー工法の方が増えるのではないかと思っております。
最初の仕事は、近隣様のご挨拶と足場工事からになります。
続いては高圧洗浄で屋根を掃除していきます。コケや埃などを取り除いて粘着ルーフィングが屋根材に綺麗に密着するように必要な掃除になります。数日たって屋根が完全に乾燥してから工事を着工します。最初に既存の屋根のなかで撤去しておかなくては行けない箇所の撤去を行って行きます。
撤去が終われば粘着ルーフィングを貼って行きます。
この粘着ルーフィングだけでも数年はもつのではないかと思うほど、しっかり隅棟も重ねまくって貼っていきます。現在は地葺きの途中まで終わっています。
今回使用している材料は、ガルバニウム鋼板の裏にかなり分厚い断熱材が入ったニチハの横暖ルーフαSと言う商品を使用しています。カバー工法にはカバー工法対応の屋根材があるので、当社では当然そのような材料しかしようしませんが、金額が安いからといってカバー工法対応ではない、新築工事などで使用するガルバニウム鋼板の立平葺きなどをカバー工法に使用する業者もいますが、厚みが0.4㎜だろうが0.5㎜だろうが新しい屋根材の上を歩くと下の屋根材のオウトツが新しい屋根材にくっきり型が入るので見た目にも、新しい板金にとっても良いことは、一切ないのでやめておく方が懸命だと思います。あと1日で工事も完成予定なのでまた写真アップさせて頂きたいと思います。