2025.08.29
猛暑と屋根材の関係~断熱性の高い屋根材を選ぶポイント~
こんにちは。
香川県丸亀市・善通寺市に密着の屋根修理専門店、中道屋根産業です!!
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
近年の猛暑は年々厳しさを増しており、夏場の住まいの暑さ対策は大きな課題となっています。特に屋根は太陽光を直接受ける部分であり、断熱性の低い屋根材を使用していると室内の温度上昇に直結します。
「家の中が暑すぎてエアコンが効かない」「光熱費がどんどん上がって困っている」と感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、猛暑が住まいに与える影響と断熱性の高い屋根材の種類、断熱性能を見極めるためのチェックポイント、さらに実際の屋根リフォーム事例までを詳しく解説します。
この記事を読むことで「断熱性に優れた屋根材の選び方」が分かり、快適な住環境を実現するための具体的なヒントを得られます。屋根の工事やリフォームを検討中の方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
猛暑が住まいに与える影響とは?
猛暑が続く夏は、屋根が直射日光を受けることで表面温度が70℃以上に達することがあります。屋根の熱はそのまま小屋裏や天井に伝わり、最終的に室内温度を大幅に上昇させます。エアコンの効きが悪くなり、光熱費が上がる原因となります。
さらに、屋根材が高温になると膨張や劣化が進みやすく、塗装の剥がれやひび割れにつながります。猛暑によるダメージは単に「暑い」だけでなく、住まいの寿命を縮めるリスクにも直結しています。
私自身もお客様の現場で「夏になると天井裏がサウナのように暑くなる」という声をよく聞きます。猛暑に対応できる屋根材選びが、住まいを守るために欠かせないポイントです。
断熱性の高い屋根材の種類と特徴
屋根材には種類ごとに断熱性能の差があります。ここでは代表的な屋根材と特徴を紹介します。
スレート屋根と断熱性
スレート屋根は価格が比較的安価でデザイン性に優れていますが、断熱性は低めです。
そのため断熱材や遮熱塗料と組み合わせるリフォームが推奨されます。
瓦屋根と断熱性
日本瓦は厚みがあり、空気層を作り出すため断熱性に優れています。
特に陶器瓦は耐久性も高く、香川県のような日射が強い地域でも長持ちします。
金属屋根と断熱性
ガルバリウム鋼板などの金属屋根は軽量で耐久性に優れています。
ただし、金属は熱を通しやすいため、断熱材と一体化した「遮熱鋼板屋根」が効果的です。
断熱性能を見極めるポイント
断熱性の高い屋根材を選ぶ際には、以下のポイントを意識することが大切です。
熱伝導率の低さ
熱を通しにくい屋根材ほど室内温度の上昇を抑えられます。
瓦や断熱材付き金属屋根は特に有効です。
遮熱効果の有無
遮熱塗料を使うことで屋根表面温度を10~15℃下げられるケースがあります。
施工費用は数十万円規模ですが、光熱費の削減で長期的に回収可能です。
小屋裏の換気性能
断熱性の高い屋根材を選んでも、小屋裏の換気が悪ければ効果は半減します。
換気棟や換気口を設けることで効率的に熱を逃がせます。
猛暑対策としての屋根リフォーム事例
実際に丸亀市で施工した事例を紹介します。
築30年の住宅では、夏になると2階が非常に暑く「夜も寝苦しい」と相談を受けました。既存のスレート屋根に断熱材付きの金属屋根をカバー工法で施工。さらに遮熱塗料を併用したところ、施工後は室内温度が約3~4℃下がり、エアコンの使用時間も短縮されました。
このように屋根材を工夫することで、猛暑対策は大きく改善できます。
屋根材選びで失敗しないためのチェックリスト
屋根修理やリフォームを検討する際には、以下の点を確認しましょう。
予算とランニングコストのバランス
初期費用が安くても光熱費が高くなる屋根材は長期的に損をします。耐久性と省エネ効果を含めて検討することが大切です。
地域の気候に合った屋根材かどうか
丸亀市のように日射が強く台風も多い地域では、耐久性と遮熱性を兼ね備えた屋根材が適しています。
信頼できる施工業者の選定
屋根材の性能を十分に発揮させるには、正しい施工が不可欠です。地域で実績のある専門業者に依頼することをおすすめします。
まとめ
猛暑が住まいに与える影響は大きく、断熱性の低い屋根材では快適な生活が難しくなります。断熱性や遮熱性に優れた屋根材を選び、小屋裏の換気も含めて総合的に対策することが大切です。
屋根リフォームは光熱費削減や住まいの寿命延長にもつながります。これから屋根修理や屋根工事を検討される方は、ぜひ断熱性の観点からも屋根材を選んでみてください。
香川県丸亀市・善通寺市で屋根の修理や工事・雨漏り修理をご検討されている方は、是非この記事を参考にしてください!
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